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日常会話が格段にスムーズ!ネイティブも御用達な “使える英語慣用句” 厳選13

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日常会話が格段にスムーズ!ネイティブも御用達な “使える英語慣用句” 厳選13

英語の日常会話では、イディオム(慣用句)がよく使われます。ひとくちにイディオムといっても、中学や高校の英語の授業で習ったような昔からある表現もあれば、最近になって急に使われるようになった流行語的なフレーズもあります。

今回は、今アメリカでよく使われているイディオムとフレーズを13本厳選してご紹介します。
まずはどれかひとつかふたつを暗記し、意識して使ってみてください。会話相手が「?」という顔をしなければ成功です。「ああ、こういう場面で使うのか」と体感でき、次回からは自然と口をついて出るようになります。

Let’s get started!(さあ、始めましょう!)

表現を豊かにする13の厳選イディオム

1. That’s crazy

ムチャクチャだ、大変だ、すごい

《例文》
A:Sorry, I’m late. The subway was messed up and I was trapped for half an hour.
B:That’s crazy!

《日本語訳》
A:遅れてごめん。地下鉄がトラブって30分も閉じ込められたの。
B:それはヒドいな!

※ half an hour = 30分

このケースでは相手の体験談に対する相づちとして使われています。他にも、例えば極端に派手なファッションや大袈裟な言動の人を見かけたときに、人に対して “He/She’s crazy!” などと言うことがあります。

「精神的に異常」という意味はなく、カジュアルに多用されているフレーズですが、さすがに相手に面と向かって言うべきではないでしょう。

なお、会話文中の “messed up” も「めちゃくちゃだ」「混乱している」という意味のイディオムです。

2. don’t sweat

あせらないで/落ち着いて

《例文》
A:I got to apply for the scholarship ASAP!
B:Don’t sweat it. The deadline is next month. You have enough time to prepare.

《日本語訳》
A:この奨学金、今すぐ申し込まなくちゃ!
B:あせらないで。締切は来月よ。準備期間はたっぷりあるから。

“don’t sweat = 汗をかかないで” が転じて「あせらないで」「落ち着いて」の意味で使われます。“ASAP” は、“as soon as possible” の略。スラング的にそのまま「エイエスエイピー」と発音します。

3. my bad

私のミス(失敗)

《例文》
A:My boss said I had to attend a conference on Monday. Are you sure about it?
B:Oh, my bad. It’s actually on Tuesday, but I gave her the wrong date.

《日本語訳》
A:月曜のカンファレンスに出席するようボスに言われたけど、これ確かなの?
B:あら、私のミスだわ。実は火曜なのに彼女(ボス)に間違った日を伝えてしまったの。

深刻な失敗ではなく、「単純なミス」を表す際によく使われます。カジュアルなフレーズなので友だちや同僚には使えますが、会議の席などでは使わないほうがいいかもしれません。

4. do one’s homework

準備をする/備える

《例文》
A:That presidential candidate didn’t know what he was saying about the immigration issue.
B:He needs to do his homework before he speaks.

《日本語訳》
A:あの大統領候補者は移民問題について、自分が何を言っているかわかっていなかったよ。
B:発言の前に準備をするべきだね。

“homework” は「宿題」ですが、仕事や日常生活のあらゆる面における「準備」「下調べ」を指します。例えば、車を買う前には金額から燃費まで入念に  “homework” して買うわけです。子どもに向かって言うと、もちろん文字どおり「宿題をしなさい」の意味となります。

5. You know what?

ねえ/ところで

《例文》
A:California or North Carolina? I haven’t made up my mind which college I’m going to.
B:…You know what? I think it’s better if you stay in New York and go to a school here.

《日本語訳》
A:カリフォルニアかノース・カロライナか。どっちの大学に行くべきか、まだ決められないんだ。
B:…あのね、君はニューヨークに留まって、ニューヨークの大学に行く方がいいと僕は思うんだ。

話を切り出すときや何かを提案する際によく使われます。

いずれの場合も相手が予期しないであろう内容を話し始める前に、その前置き・予告として使われます。上の例文はややネガティブなトーンの会話ですが、思わぬ良いことがあり、それを相手に伝える際にも使われます。

  • You know what? I was accepted to Harvard!
    「知ってる? 私、ハーヴァード大に受かったの!」

6. at the end of the day

最終的には/結局は

《例文》
A:The couple has been discussing their honeymoon for a whole month! The bride wants to go to Jamaica but the groom wants to go to Japan.
B:At the end of the day, he’ll back off. (back down)

《日本語》
A:あのカップルは丸一ヶ月もハネムーンについて話し合い続けてる! 新婦はジャマイカ、新郎は日本に行きたくて。
B:最終的には、新郎が折れることになるんだけどね。

“at the end of the day = 一日の終わり” には何事も結着をつけなければならないことから、「結局は」「最終的には」の意味で使われます。ここ数年、とてもよく使われるようになったフレーズです。

7. What’s that?

なんて言ったの?/もう一度言って

《例文》
A:I need to see (subway noise).
B:What’s that?
A:I said I need to see a doctor today!

《日本語訳》
A:(地下鉄の騒音)~なくちゃ。
B:なんて言ったの?
A:今日、病院に行かなくちゃって言ったの!

“What’s that?” と聞くとイメージと違うかもしれませんが、このような文脈で使うと相手の言うことが聞き取れなかった際に「なんて言ったの?」と聞き返すフレーズとして使われています。

また、会話文中の「病院に行く」という表現は、“go to hospital” よりも “see a doctor” というイディオムがよく使われます

8. game changer

ものごとを大きく変化させる人/モノ

《例文》
A:Have you heard about the latest cell phone which can actually send stuff, like letters, packages, even brown bag lunches?
B:Wow, that’s a game changer! It would change our lives forever!

《日本語訳》
A:手紙や荷物から昼のお弁当まで、実際にモノが送れる最新の携帯電話のこと、聞いた?
B:ワオ、それはゲーム・チェンジャーだね! 僕たちの生活を永遠に変えてしまうよ!

現状を根本から変えてしまうほど画期的なアイデアを持った人や、新機能を備えた製品を指します。“brown bag lunch” は「弁当」で、サンドイッチなどを茶色い紙袋に入れて学校や職場に持参することからこのように表現されます。

9. period

以上/会話終了

《例文》
A:Mom, you don’t understand! Everybody’s wearing Jordan’s. Why not me?
B:Because those are too expensive for a 3rd grader. I’m not buying them. Period!

《日本語訳》
A:ママは分かってないんだよ!皆、ジョーダン(のスニーカー)を履いてるのに。どうしてボクだけダメなの?
B:どうしてって、小学3年生には高価過ぎるからです。買いません。会話終了!

“period” は文末に付ける句点であることから、「この件について、これ以上は会話も検討もしません」という最後通牒を意味します。シチュエーションを選ばないと相手を怒らせる可能性もあるので、使い方には気をつけましょう。

また、会話文中の「靴」は複数形のため、“it” ではなく“those”“them” を使います。

10. it’s not rocket science

それほど難しいことではない/思うより簡単

《例文》
A:My sink is clogged and I don’t know what to do.
B:It’s not rocket science. Get your toolbox and try it.

《日本語訳》
A:流しが詰まってるけど、どうしたらいいのかわからない。
B:(配管修理は)ロケット科学じゃないんだから(簡単だよ)。工具箱を持ってきて、やってみなよ。

難しいことの象徴として “rocket science” を使います。これはどんな場面でも利用できます。例えば、クラスの話し合いがまとまらないときに、

  • It’s not rocket science. Just take a vote.
    「難しいことじゃないだろう。多数決すればいいじゃないか」

と言うことも可能です。

11. you never know

(結果や成り行きは)誰にもわからない

《例文》
A:Nikki isn’t the best person for a prom queen. There are prettier girls, like Skyler or Zoe. One of them will win.
B:You never know. Nikki is smarter and very popular.

《日本語訳》
A:ニッキーはプロムの女王にふさわしくないわ。スカイラーとかゾーイとか、もっとかわいい子がいるのに。どちらか選ばれるわよ。
B:そんなのわからないわよ。ニッキーは頭が良くて、とても人気あるし。

※ prom queen = 高校の卒業ダンスパーティ “prom” で女王に選ばれる女生徒

“you never know” と “you” が使われますが、意味合いとしては「誰にもわからない、予測できない」となります。

12. freaked out

ビビる/驚く

《例文》
A:I was totally freaked out when I saw a woman in a mermaid costume with only pasties on her breasts in the subway!
B:Only in New York!

《日本語訳》
A:地下鉄で人魚の仮装して、バストは乳首シールだけ貼ってる女性を見たときは本当にビビっちゃったわよ!
B:ニューヨークだからこそね!

単に驚くだけでなくショックを受けて固まる、つまり正に「ビビる」ことを表します。

“pasties” とは、乳首を隠すために貼るファッションシールのこと。また、“Only in New York” は「(それほど変わったことは)ニューヨークでしか起こらない」という意味の定番フレーズです。

ちなみに、この例文はなんと筆者の実体験なのです……。

13. see the bigger picture

全体像を見る

《例文》
A:The government’s providing free Wi-Fi to low income households. It’s unfair to middle class.
B:You have to see the bigger picture. Poor kids could thrive with the internet and eventually contribute to society.

《日本語訳》
A:低所得層に政府がWi-Fiを無料供給するのは中間層にとって不公平だ。
B:全体像を見なくちゃ。ネット環境を得た貧しい子どもたちが成功して、やがて社会に貢献するんだから。

「細部に捉われず全体を見る」という意味になります。日本の「木を見て森を見ず」と同じですね。なお、この表現には必ず “the” が付いて “the big picture” となるので気をつけましょう。

 

おわりに

いかがでしたか? ここに挙げたのは、無数にあるイディオムのほんの一例です。例文の中に他のイディオムがちらほらと現れることからも、これらがいかに日常生活でよく使われるかがわかるかと思います。

ネイティブ話者と同じように使いこなすのは無理でも、気に入ったイディオムを少しずつ覚え使っていくことで、あなたの英語はどんどん活き活きと、そしてナチュラルになっていきますよ。

それでは、See you around!(またお会いしましょう!)

 

【表現の “幅” を広げよう!】

http://iknow.jp/

 

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WRITERこの記事を書いた人

堂本かおる
WRITTEN BY堂本 かおる

1996年に「1年だけ」のつもりでニューヨークに渡り、そのまま永住。以後、フリーランスライターとしてニューヨークの社会事情、時事問題、エスニック風景を書き綴る。趣味はエスニック・ドール・メイキング。http://www.nybct.com/

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