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many・much・a lot of..「たくさん」を表す英語のフレーズは たくさんある!種類と使い分け

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many・much・a lot of..「たくさん」を表す英語のフレーズは たくさんある!種類と使い分け

英語で「『たくさん』を表すときは “many” と “much” を使い分けること!」…学校ではそのように教わりましたね。でも、実際には「たくさん」「多い」「多大な」「大規模な」「多種」etc..を意味する言葉やフレーズはいろいろあります。

今回は以下、日常会話でよく使われる「たくさん」をピックアップしました。例文を読んでそれぞれの使い方の違い、ニュアンスの違いをつかんでくださいね。

▼ もくじ
基本の「たくさん」はこの3種!
数や重さの単位を使った表現
「種類が多い」を表す
大きさや程度を表す
最後に
 

基本の「たくさん」はこの3種!

基本の「たくさん」はこの3種!

many/much(カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使用可)

「manyは数えられるもの(可算名詞)に、muchは数えられないもの(不可算名詞)に使う」と教わりましたね。「たくさん」を表すフレーズの基本中の基本を、ここでもう一度おさらいしてみましょう。

  • She has many friends in the U.S.
    「彼女、アメリカにたくさんの友だちがいるのよ」

※加算名詞 “friends” に対して “many” を使います
 

  • I don’t have much money.
    「私、お金たいして持ってないし」

※紙幣や硬貨は数えられますが、”money” 自体は不加算名詞なので “much” が使われます
 

会話では “many/much” どちらも強調の “so” を加えて”so many” “so much” にすると活き活きとした表現になります。

  • There are so many movies I want to watch.
    「観たい映画が、とてもたくさんある」

“many/much” はビジネスレターや論文といったフォーマルな文書にも問題なく使える万能語です。

  • There are many new companies in the industry.
    「その業界には多数の新しい企業があります」
  • We spend so much effort trying to save the refuges.
    「我々は難民を救うために多大な努力を行いました」

 

<オマケ>
“many more” で「さらに」(もっと大きな)の意味になります。
後には可算名詞の複数形がきます。

  • You have many more opportunities here in New York.
    「ここニューヨークには、さらなる可能性がありますよ」
  • So much more is coming!
    「さらに続きます!」(直訳:もっとたくさん来ます)

※テレビ番組でCMが入る前によく使われる決まり文句です。「CMの後にもさらに観るべきものがあります」=「番組はまだ終っていないので、チャンネルを変えないで!」といった意味です

 

a lot of / lots of(カジュアル)

“many/ more” に次いでよく使われるのが “a lot of / lots of”.
どちらも加算名詞/不加算名詞の両方に使え、意味の違いもありません。ただ、lots ofはどちらかというと「モノ」に使われる傾向があるので、人に対してはa lot of を使ったほうがいいでしょう。また、どちらもカジュアルな口語なので、文書には使わないほうがいいでしょう。
 

加算名詞 model

  • A lot of models are taking part in the show.
    「そのショーにはたくさんのモデルが出演していた」

 

不加算名詞 rain

  • We had a lot of rain yesterday.
    We had lots of rain yesterday.
    「昨日は雨がたくさん降った」

本来、”lot” は「(商品などの)一組、一山」を意味し、日本語でも「ロット」として使われていますね。
 

a lot(カジュアル)

数量・分量を表す “a lot of / lots of” とは違い、 “very much” と同様に「とても」の意味で使います。

  • I like her a lot.
    「彼女がとても好き」
  • Thanks a lot!
    「どうもありがとう!」

※ “Thanks” は “Thank you” のカジュアルな言い方
 

plenty of(カジュアル)

加算名詞

  • The library has plenty of books.
    「その図書館には大量の蔵書があります」

 

不加算名詞

  • You have plenty of time for studying.
    「あなた、勉強の時間はたっぷりありますよ」

“a lot of / lots of” とまった く同様に加算名詞/不加算名詞のどちらにも使え、使用される頻度も高い表現です。”a lot of / lots of” の代わりに気軽に使ってみてください。

“plenty” は「多量、多数、豊富」という意味の名詞です。”plenty of” で「たくさんの/たっぷりの」となります。
 

数や重さの単位を使った表現

数や重さの単位を使った表現

a ton of / tons of(カジュアル)

重さの単位トン “ton” を使ったフレーズです。1トン=1,000kg、つまり重い! そこから「たくさん」に転用されています。

“a lot of / lots of” と同じく、加算名詞/不加算名詞のどちらにも使えます。

  • I have a ton of work to do.
    「やらなければならないことが、たくさんある」
  • The kids had tons of fun at the carnival.
    「子どもたちはカーニヴァルを思いっきり楽しんだ」

 

a dozen / dozens of(カジュアル/フォーマル)

“dozen” (ダース、12)を使った表現です。”a dozen” の場合は「12」を指します。”dozens of” と複数形にすると「たくさん」(おおよそ20~100くらいの数)を指しますが、それ以上の大きな数には使いません。

アメリカではダースで数量を数えることが多いため、慣用句的にも使われるのですね。

  • My grandma had a dozen children.
    「祖母には12人の子どもがいた」
  • There are dozens of people waiting in line outside the restaurant.
    「お店(レストラン)の外にはたくさんの人が並んでいます」
  • Grandma brought back dozens of apples from the farm last night.
    「おばあちゃんは昨夜農園(リンゴ園)からリンゴを沢山持って帰ってきた」

 

hundreds of~

hundreds of(カジュアル/フォーマル)
thousands of(カジュアル/フォーマル)
millions of(カジュアル/フォーマル)

それぞれ百、千、百万の単位を使ったフレーズです。いずれも正確な数ではなく、おおよそ、その単位の数であろうという時に使われます。

  • I saw hundreds of people at the train terminal.
    「ターミナル駅で何百人もの人を見た」
  • There are thousands of unused items in the warehouse.
    「倉庫には何千もの未使用の品があります」
  • It is said that there will soon be millions of refugees breaking out of the war-torn country.
    「その内戦(紛争)中の国からは数百万人の難民が発生するといわれています」

 

注:会話では「すっごく!たくさん!」を強調するために実数以上の桁を使ってもOKですが、フォーマルな場では実数とほぼ桁数が合う(と思われる)ものを選んで使いましょう。

例(カジュアルな強調):

  • My brother has millions of comic books!
    「弟ったら、マンガを何百万冊も持ってるんだ!」

 

<オマケ>

  • Thanks a million!
    「とってもありがとう!」

感謝の念を強調するために使われています。カジュアルなフレーズなので親しい相手限定でどうぞ。

 

「種類が多い」を表す

「種類が多い」を表す

assorted(カジュアル/フォーマル)

数や量の多さでなく、種類の豊富さ、つまり「多種類」「各種」の意味です。また、「ソートされている」(綺麗に並べられている)というニュアンスもあります。たくさんの種類を詰め込んだお菓子のギフトを、アソートチョコレート(assorted chocolates)などと言いますね。

  • She is drooling over the row of assorted pastries in the confectionery.
    「彼女はケーキ屋さんのさまざまなケーキを見ながらよだれを垂らしています」 

 

大きさや程度を表す

大きさや程度を表す

huge(カジュアル)

サイズや数量がとても大きい(巨大な、大量の、大規模な)場合に使います。モノにも、抽象的な事象にも使えます。”very big” と言い換えてもOKです。

  • It’s a huge shopping mall.
    「とても大きなショッピングモールだ」
  • Aaliyah’s passion for music is huge.
    「アリーヤの音楽への情熱はとても大きい」

 

great(カジュアル/フォーマル)

「偉大な」という意味を持つ「グレート」は、数量を表す場合は「多大な」となります。カジュアルな会話では “big” に置き換えることができます。

  • You need great motivation to overcome barriers in life.
    「人生のさまざまな壁を乗り越えるためには大きな原動力が必要です」

 

major(カジュアル/フォーマル)

日本語でも「メジャーな歌手」のような使われ方をしますが、この場合は「一流の」という意味ですね。英語の “major” は他にも「大きい、多い、重要な、広範な、大規模な」など多くの意味を持つ形容詞です。

報道文などで以下のように使われますが、会話では “big” に置き換え可能です。

  • The mayor is planning for a major change in the housing law.
    「市長は住宅法の大幅な変更を計画している」

 

heavily(カジュアル/フォーマル)

上記3つが形容詞であるのに対し、”heavily” は動詞に付く副詞です。あるアクション(動詞で表す)がいかに激しく、重い様子であるかを表します。

  • Look! It’s raining heavily.
    「見て!大雨だ」(直訳:見て!雨が激しく(たくさん)降っている)
  • The fire heavily damaged the house.
    「火事は家屋に甚大な被害を与えた」

 

最後に

いかがでしたか。実はもっと「たくさん」のフレーズがあるのですが、まずは上記のフレーズを徐々に使い、慣れたらさらにバリエーションを増やすといいでしょう。
 

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WRITERこの記事を書いた人

堂本かおる
WRITTEN BY堂本 かおる

1996年に「1年だけ」のつもりでニューヨークに渡り、そのまま永住。以後、フリーランスライターとしてニューヨークの社会事情、時事問題、エスニック風景を書き綴る。趣味はエスニック・ドール・メイキング。http://www.nybct.com/

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