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sayとmentionってどう違うの? セットで覚えたいカジュアル英語とフォーマル英語

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sayとmentionってどう違うの? セットで覚えたいカジュアル英語とフォーマル英語

友人との会話、人前でのスピーチ、論文の作成などなど、それぞれの場面で使われる単語や表現は異なってきます。これは日本語でも同じこと。友達に「今日は天気がいいね」と言いたいときに「本日は晴天なり」と言ってしまったら、意味は通じますがやはりおかしいですよね。

今回は、カジュアル英語とフォーマル英語をセットで覚えてみましょう。場面によって英語を使い分ければ、あなたの英語表現がもっと豊かになるはずです。

 buy  / purchase

「買う」という意味で思いつくのが “buy” ですが “purchase” にも同じ意味があります。

buy” はジャンルを問わず、お金を使ってモノを手に入れる行為を意味します。一方で “purchase” は法的、ビジネス的な文脈においてモノを「購入する」というよりフォーマルな意味合いがあります。

  • Where can I buy something to drink?
    「飲み物はどこで買うことができますか?」
  • I decided to purchase those stocks.
    「私はその株を購入することを決めた」

 ask  / inquire

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「(人に)尋ねる」という意味の単語には “ask” と“inquire” があります。

“ask” は一般的な意味で広く使われますが、“inquire” はよりフォーマルな場面において使われる傾向にあります。

  • She asked me the way to the station.
    「彼女は私に駅への道を尋ねた」
  • I would like to inquire about the latest developments on the earthquake in Japan.
    「日本の地震の最新情報についてお尋ねしたいのですが)

“inquire” には日本語の「問い合わせる」といった意味合いもあり、名詞形の “inquiry” には「問い合わせ」「照会」「取り調べ」といった意味があります。

  • I made an inquiry about the search results.
    「私はその検索結果を照会した」

look into / investigate

「調査する」という意味の単語は多々あります。人の意見や既存のものを調査するときは“survey”、機械やシステムなどの不具合などを調査するときは “inspect”、原因の調査ではなく、注意深く観察してその現状を調査するときには“examine” が用いられます。

何かの原因や真実を究明する」というニュアンスで使われるのは “look into”と”investigate”。“look into” はカジュアル、“investigate” はフォーマルな印象を与えます。

  • He promised to look into the matter immediately.
    「彼はその問題をすぐ調べると約束した」
  • The police are now investigating the cause of the accident.
    「警察は現在その事故の原因を調査中である」

ちなみに、アメリカの有名な捜査機関FBIは “Federal Bureau of Investigation(連邦捜査局)”の略であり、“investigate” が使われています。

say / mention

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「言う」という意味の “say” と “mention” ですが、“mention” の方がフォーマルなニュアンスに。違いはそれだけでなく、“say” の目的語は言っている内容そのものなのに対し、“mention” の目的語は言っている対象になります。

  • I said global warming was the main problem of our environment.
    「私は、地球温暖化が根本的な環境問題だと言いました」
  • I mentioned global warming as the main cause of our environmental problems.
    「私は、環境問題の主な原因として地球温暖化に言及しました」

また、“mention” には「簡単に述べる」「ちょっと言う(触れておく)」という意味があります。

  • I mentioned your name to him in my letter.
    「あなたのお名前を手紙で彼に言っておいた」

この例文では”say”と違って単純に名前を言ったのではなく、説明や紹介のニュアンスが込められていることがわかります。

 help / support  / aid  / assist

「助ける」という意味を持つこれらの単語。

まず一般的なのが “help”。会話で最もよく使われます。

  • She helped me make dinner.
    「彼女は夕食を作ることを手伝ってくれた」

次に “support” ですが、こちらは「(考え、人、集団などを)支持する、支援する」という意味があります。

  • That football team is supported by many local supporters.
    「そのサッカーチームは多くの地元サポーターに支えられている」

フォーマルなニュアンスをもつのが、“aid”と “assist”。“aid” には「援助する」という意味が強く、“financial aid”(財政援助)などに使われます。

  • I aided him (financially) in his enterprise.
    「私は彼の事業を(金銭的に)援助した」

最後が、補助的に助けるという意味をもつ “assist”。ビジネスにおいて業務補助者を “assistant”(アシスタント)とも言いますね。

  • The child assisted his father in cleaning the car.
    「その子供はお父さんが車を洗うのを手伝った」

“but”と”however” 文書でよく使うのはどっち?

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言語には口頭で使う言葉(口語)、文書で使う言葉(文語)があります。英語で文書や論文を書く人は、このような英語の文語を使いこなせるようにしておきましょう。

ただし、文語として紹介する単語であっても、非常にかしこまった場面では会話で用いられることもあるので注意してください。

 but / however

どちらも「しかし、けれども」といった逆説の意味を持ちますが、”however” は特に文書で使われます。

  • He was sick, but didn’t give up smoking.(口語)
    「彼は病気になったが、タバコをやめなかった」
  • It’s an expensive book. However, it’s not an interesting book.(文語)
    「それは高価な本だ。しかしながら、おもしろい本ではない」

 moreover / furthermore

「さらに」という意味で、直前に言ったことに新しい情報を付け加えるときに使います。

“moreover” は口語ですが、フォーマルな場面で使われます。”furthermore” はより文語的です。

  • The new team leader is intelligent and, moreover, he is diligent.(口語)
    「新しいチームリーダーは聡明で、その上勤勉である」
  • Furthermore, the following requirements should be applied.(文語)
    「さらには、以下の要件も適用されるべきである」

 indicate / denote

“indicate”と“denote”のどちらにも「表示する」という意味があります。“indicate”は(口語、文語を問わず)広く使われるのに対し、“denote” には法律文書や技術文書で使われるような専門用語としての意味合いがあります。

  • Statistics indicate that our living standards have risen. (口語)
    「統計は我々の生活水準が向上したことを示している」
  • This map symbol denotes historic places.(文語)
    「この地図の記号は史跡地を示す」

 so / therefore

「それで、だから」という意味で2つの文章をつなげるのによく使うのが “so” 。これは口語的な使い方をすることが多く、文語においては “therefore” が使われます。

  • I had to pass the exam, so I studied really hard.(口語)
    「試験に合格しなければならなかったので、私は一生懸命勉強した」
  • I’ve never seen him before. Therefore I don’t know much about him.(文語)
    「彼に会ったことがなかったため、私は彼のことをよく知らない」

 because of / due to / owing to

「〜のため」という意味で、理由や原因について表現したい時に使います。最もカジュアルで会話に用いられるのが “because of”フォーマルな場面や文書で使われるのが “due to”、形式的で会話であまり用いられないのが “owing to”です。

  • The baseball game was postponed because of the rain.
    「雨のため野球の試合は延期になった」
  • We’ve had a poor crop due to lack of water.
    「水不足のため不作だった」
  • It was owing to his careless driving that the accident occurred.
    「事故が起こったのは彼の不注意運転が原因だった」

また、同じような意味で “thanks to” が使われることもありますが、前述の3つがポジティブ、ネガティブ両方の意味で使われるのに対して、こちらはポジティブな意味(~のおかげで)で使われます。

  • Thanks to you, I have come to like English.
    「あなたのおかげで英語が好きになりました」

 おわりに

英語のカジュアル、フォーマルな意味合いや口語、文語的な使い方をご紹介しました。英語学習では単語や表現を覚える際に、類似単語や類似表現も併せて学習することが効果的で、そのような方法を用いた多くのテキストが出版されています。

しかし、せっかく類似する言葉を覚えても、それらを使い分けることができなければ意味がありません。「この言葉はあの言葉と同じ意味に思えるけど、何が違うんのだろう?」という疑問を持って英語学習に臨んでみましょう。状況や場面に相応しい英語を使い分けられるようになるはずです。

【似た意味の単語をスッキリ使いわけよう!】

http://iknow.jp/

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WRITERこの記事を書いた人

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WRITTEN BYまさと

ライターのまさとです。普段は翻訳をやってます。英語を通じて「言葉」の面白さを追求していきたいと思っています。

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